キャリアコンサルタント 受験応援と合格してから

福岡でキャリアカウンセリング、キャリアコンサルティング、国家資格キャリアコンサルタントの受験対策を行っているキャリアカウンセラーグループのブログです。

国家資格キャリアコンサルタント試験 不合格の理由

                                 ケイ

第4回の国家資格キャリアコンサルタントの合格発表がありました。
今回の合格発表では、私たち@CAREERにとって少しショックなことがありました。
そのことについて書きます。

@CAREERの全員がこの人は合格すると思っていた人が不合格になってしまいました。
明朗快活、頭脳明晰、分かりやすい言葉でポイントを押さえて話すことができるコミュニケーション能力の高い、若い女性です。仮にAさんと呼びます。
Aさんは、面接試験対策のロープレは文句なしの合格レベルでした。
傾聴して受容して共感して申し分のないカウンセリングを見せてくれます。
試験が終わってからAさんとお話ししましたが、試験本番でもカウンセリングには問題はなかったと感じました。
当然合格のはずですが・・・
なぜ不合格だったか。
原因は口頭試問での回答にありました。

 

口頭試問で試験管の質問に
「共感しているのは感じてもらえて、信頼関係はできていました。でも、あの時、〇〇のカウンセリング技法を使っていれば、もっと私が共感しているという風に見えたと思うので、そこは改善点です。」
と答えたそうです。
試験管「技法の使い方の問題ですか?」
Aさん「そうです。」
(やりとりは正確には再現できていませんが、要旨は外していないと思います)

これを聞いた時、私はしまったと思いました。
受験指導の中に肝心なことが抜け落ちていた?
共感や信頼はカウンセラーが本気でクライアントに向き合って、本気で役に立ちたいと思うからクライアントにもそれが伝わって成立するものですが、ここではカウンセリング技法の使い方の問題、と捉えられても仕方のない状況になっています。

  f:id:at-career:20170705161557p:plain

私たちは、受験生のカウンセリングの問題点を、ロープレを重ねながら順次改善していき、合格レベルまで引き上げるというスタイルでやっています。
殆どの受験生が、最初は傾聴が未熟で、共感が不十分で、信頼関係は作れないというレベルからスタートします。
私たちは傾聴のどこに問題があるか、なぜ共感に至らないのかを丁寧に説明しながら、次のロープレでは改善できるように指導していきます。
もちろん、それだけではなく、カウンセリングとは何か、クライアントに向き合うのに何が重要かというカウンセリングの本質についても話をします。
それで@CAREERはずっと高い合格率を誇ってきました。

でも、今回の結果をみるとその本質についての指導が不十分だった可能性があります。
カウンセリングの個々の改善点が80%くらいで、カウンセリングの本質については20%くらいで、それでは不足だったのかもしれません。

 

@CAREERの中では、既に受験指導の方針とカリキュラムを見直そうという意見が出ています。
私たちを信頼して来て下さる皆様のために、納得のいく改善をしなければならないと強く思っています。

 

- これから受験される方に -

@CAREERは受験指導の中で必ず
「試験会場は受験生が合格するための場所じゃない。そこはクライアントのための場であって、クライアントが問題解決へと向えるようにカウンセラーが支援する場だ。クライアントファーストを忘れないように。」とお伝えしています。
試験会場に入るときに、この言葉を思い出してもらえればと思います。

 

-Aさんに-
今回合格に至らなかったのは、私たちも力不足でした。
9月9日・10日、まだ先のように思えますが2ヵ月くらいすぐ経ちます。
暑い最中ですが、ゴールまで私たちに伴走させていただければと思います。